
国産車に比べ、マイナーチェンジやフルモデルチェンジのサイクルが長いのが欧州車。
一般的に日本の製品はころころとめまぐるしくフォルムが変わるのに対して、欧州車のほとんど変わらない。モデルチェンジしたといっても、日本製のような劇的な変更をあまりしないのが欧州製の特徴である。
現行の320iについて触れてみましょう。
320iという車は、通称3シリーズの中では一番排気量の小さい車種になります。なーんだ、一番下か、そうとられても不思議はありません。ただこの320iは、日本車にはほとんどなくなりつつある、マニュアルトランスミッション、MT車が用意されており、またハンドルも右ハンドルと日本で乗り安くなっています。
日本車で、排気量が2000ccのセダン車がほとんどない今、MT車を乗りたい人にとってこの車は、心惹かれるものがあります。
今、セダンに触れましたが、320iというとセダンだけではありません。
後、クーペ、ツーリングの2種類があります。クーペの場合は、MT車は左ハンドル、AT車は右ハンドルの設定しかありません。ツーリングに関してはAT車、右ハンドルの設定しかありません。
車体本体価格も若干の差はありますが400万~450万のようです。
日本車から比べると2000ccの車であれば、そこまでの値段の車は、レガシィGTやインプレッサSTiなどターボ車に匹敵します。
「駆け抜ける歓び」というのがBMWのうたい文句ですが、実際どうなんでしょうか。ここでセダンについてみてみます。
FR車でありながら、難しいといわれる車体重量バランスを50:50を目標に作られた車だけあって、コーナリングの良さは、ミッドシップ車並みにいいのではないでしょうか。ターボのような瞬間的な加速を期待するのではなく、あくまでもノンターボ車の踏めば踏むほど高回転になり、伸びていく感じを体感できます。
何より、通常の320iに対しM-Sportsパッケージというものがあります。これは、エアロパッケージやホイールの違いといった見た目も変わりますが、走りに関する部分が変わります。サスペンション、ステアリングがスポーツタイプに変更され、車高も15mm低くなります。このパッケージに試乗すると「駆け抜ける歓び」を車好きの方なら体感できるのではないでしょうか。コーナリングでの路面への食い付きの良さ、車体のロールの少なさに日本車にはない感じに「歓び」を感じることができます。
走りだけでなく、ランフラットタイヤを採用している点で、パンクをした場合でもタイヤが完全につぶれたり、リムから外れることなく、一定距離走行可能や、空気圧の急低下も警告音を発してくれるなど、車に詳しくない人でも、安心して乗れる機能も多いのが特徴です。
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